どちらも毛がある

承前*1

濱田理央「「青木茂」が2人いる唐津市議選の結果判明 「格好良い方」と書かれた票の行方は?」http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/29/story_n_14487136.html


曰く、


2人の「青木茂」さんが出馬した佐賀県唐津市議選が、1月29日に投開票され、どちらの候補も当選した。どちらの「青木茂」さんか判別できなかった票は826票あったという。朝日新聞デジタルなどが報じた。

年齢などの記載があり判別できた各候補の得票数は、現職候補(56)が2403票、新顔(43)が1241票。「青木茂」とだけ書かれているなどして判別できなかった826票は、得票率に応じてそれぞれ現職に544.697票、新顔に281.302票に分けられ、これらを加えた数が各候補の総得票数となった。

選挙の投票者数は6万5099人で、無効票をのぞいた約6万3836票が総投票数となった。定員30人に対して32人が出馬し、得票数は現職が全体の3位、新顔は27位だった。落選者の最上位は31位で、新顔との得票数の差は237.302票。仮に案分票がなかった場合は落選となっていたとみられる。

毎日新聞によると、「青木茂」に関する無効票は5票。「坊主の方」「格好良い方」などと書かれたり、年齢がどちらにも当てはまらなかったりした票があった*2

唐津市議選では、同姓同名の候補者が立候補するのは初めてだった。市選管は投票用紙に候補者の名前に加え、年齢や現・新の別を書いてもらうことで対応した。

「坊主の方」が「無効」になったということは両方とも毛があるということ? さて今後、議事録や報道ではどう区別していくのか。