IWBC問題(メモ)

永滝稔「岩波ブックセンター信山社の破産に思うこと」http://blog.goo.ne.jp/yushisha2005/e/5f37abfbe41857e8349ff95a574c58af


岩波ブックセンター閉店問題*1を巡って。
曰く、


ただ、これは単なる一書店の閉店ではないというのが私も含め人文書出版に関わる人間の思いでしょう。
おそらく、日本で一番人文書が売れるであろう神保町という街の中心にあって、しかもあの品揃えをしている書店が継続できないということの重大性。
その重大性というのは、現代日本における(世界的にそうなのかもしれないが)学問や「知」というものに対する冷ややかな視線(「自分には関係ない世界」「興味もない」という感性)の伸長と、「学問なんてものは限られた旧体制エリートの手慰みと考えることがカッコイイ」という訳知り顔の人々がいかに多くなったかという事。
学問することが賞賛され、必要とされる社会でないと、結局、小手先の「お勉強」やメソッドだけがうまくでき、人々を見下しながらも、本質をうがつ「学問」を敵視するような輩にこの国をいいようにされてしまうと私は思う(もう殆どされているのだろうが)。
また、事実関係については、


小林浩「メモ(8)」http://urag.exblog.jp/23427947/