揖保川のアリゲーターガー

朝日新聞』の記事;


川にアリゲーターガー…電気ショック捕獲作戦、空振り

2016年11月4日00時33分


兵庫県たつの市御津町中島の揖保川支流の中川で巨大肉食魚「アリゲーターガー」の目撃が相次ぎ、揖保川漁協(事務所・宍粟市*1が2日、本格的な捕獲作戦に乗り出した。観賞用に飼われていたものが捨てられたとみられる。水中に電気を流し、ショックを与えて捕らえようとしたが、この日は空振りに終わった。7日に改めて実施する。

 ガーは北米原産の肉食魚で、ワニのような鋭い歯や長い口が特徴。成魚は体長1〜3メートルになり、在来種の魚を大量に食べて生態系に影響を及ぼす可能性がある。6月中旬、川の水面近くにいるのを初めて目撃した漁協の横田辰夫理事(64)は「なんでこんな魚がいるのかと驚いた」と振り返る。

 食害によりアユやウナギなど在来種の魚が減るのを懸念し、はえ縄のような仕掛けに鶏肉を付ける方法などを試みたが捕獲できなかった。そのため水中に電気を流す「電気ショッカーボート」を全国内水漁業協同組合連合会(東京都)から借りて臨んだ。

 この日は組合員約10人が集まり、午前10時半ごろから目撃のあった川の長さ約300メートルの範囲で水中に電気を流した。ライギョブラックバスなどが水面にプカプカと浮いてきたが、ガーは見つからなかった。

 横田理事は「ガーが大きくなったので川に放流されたと思うが、無責任すぎる。飼い主には最後まで責任を持ってほしい」と話していた。
http://www.asahi.com/articles/ASJC25KKDJC2PIHB029.html

この記事に添付された写真を見ると、すごく透明度の高い清流なので、吃驚した。「アリゲーターガー」というと、名古屋城のお濠とか、どろどろとした透明度の低い水域という印象がこびりついていたのだった*2
揖保川」の「揖保」。「揖保乃糸*3の「揖保」。