6.5万

NHKの報道;


100歳以上は6万5000人余で過去最多 祝いの品は見直し

9月13日 11時39分


全国の100歳以上の高齢者は6万5000人余りで、去年より、およそ4100人増え、過去最多となったことが厚生労働省のまとめでわかりました。

厚生労働省は毎年、敬老の日に合わせて住民基本台帳を基に100歳以上の高齢者の調査を行っています。

それによりますと、今月1日の時点で100歳以上の高齢者は全国で6万5692人で、去年より4124人増えて、これまでで最も多くなりました。このうち、男性は8167人、女性は5万7525人で、女性が全体のおよそ88%を占めています。
人口10万人当たりの100歳以上の高齢者を都道府県別に見ますと、最も多い島根が96.25人で、4年連続で最多だったほか、高知が87.93人、鳥取が84.84人、鹿児島が82.78人、香川が82.60人と、西日本で多くなっています。
最高齢は女性で、鹿児島県喜界町の田島ナビさんで、明治33年8月生まれの116歳です。男性の最高齢は、東京・大田区吉田正光さんで、明治37年5月生まれの112歳です。

100歳以上の高齢者が増加していることについて、厚生労働省は、「医療技術の進歩と健康意識の高まりが相乗効果となって、平均寿命がのびているのではないか」と分析しています。

厚生労働省は、100歳を迎える高齢者へのお祝いの品として、自治体を通じて純銀製の銀杯やお祝い状を贈っています。しかし、高齢化によってお祝いの品を贈る高齢者が増加し、費用が増え続けていることから、厚生労働省は平成21年度に銀杯の大きさを一回り小さくしたのに続いて、今年度から銀杯をこれまでの純銀製から銀メッキ製に変更しました。

純銀製の銀杯は、1つ7624円ですが、銀メッキ製は半額の3812円で、お祝い状なども含めた記念品の今年度の費用は昨年度のおよそ2億6500万円より4割ほど低い1億5000万円になる見込みだということです。

厚生労働省は「銀杯を楽しみにしている高齢者が多いのは承知しており、心苦しいが、見直さざるをえなかった。純銀製ではなくなったが、今後も長寿のお祝いに銀杯を贈り続けたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160913/k10010683441000.html

先ず驚くのは圧倒的なジェンダー格差だろう。殆どの社会で平均寿命は男性よりも女性の方が長いのだろうけど、100年以上生きる確率は平均寿命の性差を完全に超えている*1
ところで、鹿児島県喜界町の田島ナビさんというのはもしかして世界最高齢では? 2015年に世界最高齢の大川ミサヲさんが他界したときは117歳だった*2