松山善三

NHKの報道;


映画監督の松山善三さん死去

9月2日 18時02分


サリドマイド薬害の被害者が障害を乗り越えて生きる姿を描いたドキュメンタリー映画典子は、今」などで知られる映画監督の松山善三さんが、老衰のため、東京都内の自宅で亡くなりました。91歳でした。

松山さんは兵庫県の出身で、現在の岩手医科大学を中退して昭和23年、松竹に入り、木下恵介監督の下で助監督を務めました。
人間の條件」シリーズなどで脚本家として注目され、昭和36年、耳が不自由な夫婦の愛を描いたオリジナル脚本の「名もなく貧しく美しく」で初めて監督を務め、主演した妻の高峰秀子さんとともに数々の映画賞を受賞しました。
昭和56年には、サリドマイドの薬害で両腕がない状態で生まれた女の子が障害を乗り越えてたくましく生きていく姿を描いたドキュメンタリー映画典子は、今」を監督し、大きな話題になりました。
こうした功績が評価され、昭和62年に紫綬褒章、平成7年に勲四等旭日小綬章を受章しています。
松山さんは1年ほど前に体調を崩し、療養してしていましたが、先月27日、老衰のため東京都内の自宅で亡くなりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010666331000.html

Wikipediaを見て、佐藤純彌の『人間の証明*1の脚本を書いていたことを思い出した*2
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なお、高峰秀子さんは2010年末に他界している*3