「不正」が11

朝日新聞』の記事;


東大の論文11本に不正疑惑 匿名で告発、予備調査開始

2016年9月1日17時33分


 東京大の医学系4研究室の論文11本に捏造(ねつぞう)や改ざんなどの不正の疑いがあるとする告発があり、大学が予備調査を始めたことがわかった。原則30日以内に調査をし、不正の疑いがあると判断した場合は、学外の識者を含めた調査委員会を設置して本格的に調べる。

 大学によると、告発は匿名で、8月22日に受理した。11本の論文は教授4人が責任著者となっている。
http://www.asahi.com/articles/ASJ914V2HJ91ULBJ005.html

もうちょっと詳しい報道もあったようだが、何処だったっけ?
朝日のこのベタ記事では要領を得ないのだが、「不正の疑いがある」論文の執筆時期はけっこう重要な意味を持つだろう。東京大学では、組織的な研究不正事件として、2013年に発覚した〈加藤茂明研究室〉事件があったわけだが*1、もしそれ以降であれば、〈加藤茂明〉の教訓は全然生かされていないということになる。