碑文谷には行ったことがない

朝日新聞』の記事;


池に人体の一部、死体遺棄事件とみて捜査 東京・目黒区

2016年6月23日20時53分

 23日午前10時半ごろ、東京都目黒区碑文谷6丁目の碑文谷公園内の「弁天池」で、人の足のようなものが浮いているのを清掃員の男性(80)が見つけ、公園関係者を通じて近くの交番に届け出た。警視庁が池を捜索したところ、足のほかに頭部など複数の人体の部位を発見。碑文谷署に捜査本部を設置し、死体遺棄事件として調べている。

 捜査1課によると、見つかったのは頭部や腰、両腕両足の計6部位。骨格などから成人とみられるが、性別や年齢などは不明という。衣服や靴はなく、目立った傷は確認されていない。死亡から少なくとも数日が経過しており、同課は状況から、何者かが遺体を切断した後に遺棄した可能性があるとみている。

 弁天池は幅約50〜80メートル、奥行き110〜140メートルで、中心付近に浮島がある。最初に見つかった右足は池の北側の岸辺に浮いており、他は池の中心部などから発見されたという。

 同課や目黒区によると、弁天池の周辺は24時間出入りが可能で、土日と祝日はボートが貸し出されている。園内は週1〜2回、管理関係者による見回りがあるが、異変や不審者には気付かなかったという。

 現場はJR目黒駅から西に約3・5キロ。近くの女性(72)は「この辺りは静かな住宅街で、治安が良いと評判。安心して暮らしていたのに」と驚いていた。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6R4TFKJ6RUTIL01G.html

24日付の記事;

遺体に刃物の切断痕、死後2−3週間か 目黒の池

2016年6月24日13時04分


 東京都目黒区の碑文谷公園内の池で23日、人の頭部や手足がバラバラの状態で見つかった事件で、遺体の一部に鋭利な刃物で切断されたような痕のあることが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は24日、遺体を司法解剖して死因や死亡時期を調べるとともに、身元の確認を進める。

 池から見つかったのは、頭部や腰、両手、両足の計6部位。捜査関係者によると、検視の結果、遺体の切断面に鋭利な刃物で切られたような痕が確認された。死後2〜3週間が経過している可能性が高いという。

 また、骨格や手の指紋などを照合したところ、遺体は成人1人で、小柄な人物。頭髪はほとんど残っていなかった。今のところ、性別は不明で、遺体の指紋に合致する人物の情報は得られていないという。

 24日は遺体が見つかった池の捜索も再開した。警視庁は午前10時半ごろから、殺人と死体遺棄容疑で池にダイバーらを投入し、新たに胴体の一部を引き上げた。引き続き、他の部位や遺留品がないか、調べる。併せて、周辺の聞き込みや警察犬による捜索、防犯カメラの映像を解析するなどして、不審な人物がいなかったか捜査している。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6S33ZJJ6SUTIL005.html

「碑文谷」*1という地名は勿論昔からよく聞くが、実は行ったことはない(というか、少なくとも行ったという記憶はない。車に乗せられて通過したということはあったかも知れない)。勿論、この「碑文谷公園」*2も。上の記事で、「JR目黒駅から西に約3・5キロ」とあるけれど、Wikipediaによると、「碑文谷」に徒歩で行ける最寄りの駅は、東横線都立大学駅学芸大学駅、それから東急大井町線目黒線大岡山駅である。近隣住民謂うところの「治安が良いと評判」というのも、この或る種の不便さと関係しているのかも知れない。「碑文谷公園」についていえば、いちばん近いのは学芸大学駅であるようだ。