倒されたり脱がされたり

朝日新聞』の記事;


記念の銅像、倒される 千葉の公園、台座から外されて

藤井宏太、川嶋かえ

2016年6月3日09時42分


 千葉市中央区中央1丁目の「中央公園」にある銅像が何者かによって台座から外され倒されていたことがわかった。市の人口が30万人に達したことを記念して県が1965年に市に寄贈した物だった。損傷は軽く、市は再設置する考えだ。

 銅像市川市名誉市民で、「彫刻界の重鎮」と呼ばれた故大須賀力さん制作の裸婦像「雄飛(ゆうひ)」。全長約2メートルで、高さ1メートルほどの台座に3本のボルトなどで固定してあった。先月28日の早朝、台座から外され、近くに放り出されているのを通行人が見つけた。銅像には複数のすり傷ができていたという。市は30日、県警に被害届を出した。

 銅像の重量は不明だが、市の職員や警察官が5人がかりで運んだという。市の担当者は「なぜこんなことをしたかわからない」と話している。(藤井宏太、川嶋かえ)
http://www.asahi.com/articles/ASJ624VWHJ62UDCB019.html

千葉市の「中央公園」は何十回か行ったことがあり、この銅像も見たことがある筈なのだが、全然憶えていない。所謂seen but unnoticedという奴か。
大須賀力氏が103歳で亡くなったのは2009年のこと;

訃報 大須賀力さん(彫刻家、名誉市民)
By いちかわエフエムホームページ制作担当
2009年07月24日 19時17分



 訃報です。彫刻家で市川市の名誉市民でもある大須賀力(おおすか-つとむ)さんが24日、お亡くなりになりました。103歳でした。情報提供は市川市文化振興財団。大須賀力さんのプロフィールは市川市役所サイトにあります(http://www.city.ichikawa.lg.jp/cul01/1541000030.html)。
http://ipfm.seesaa.net/article/124183348.html

次は脱がされてしまった坪内先生。

坪内逍遥像に着せたポロシャツ一夜で紛失 啓発なのに…

松下和彦

2016年6月3日20時05分


 岐阜県美濃加茂市美濃太田駅前にある同市出身の文豪、坪内逍遥(1859〜1935)の胸像に、市がポロシャツを着せたところ、一日でなくなった。クールビズ啓発のためだったが、市は「いたずらと思って善意で脱がせたのかも」と盗難の被害届は出さないという。

 市が3日、発表した。藤井浩人市長がポロシャツを着せたのは5月31日午前。翌1日午前8時には、なくなっていたという。市は、趣旨を説明する文書を台座に貼り付け、用心のため、シャツは毎朝午前9時に着せて午後4時に脱がせることにした。

 シャツは青色で、温室効果ガス6%削減(2014年度比)を目指して左胸に「−6」と記している。サイズは特大の5Lで、体に合う人は限られるという。(松下和彦)
http://www.asahi.com/articles/ASJ635Q7PJ63OHGB00Q.html

もともと裸だった千葉市の「雄飛」さんに着せてあげればいいのに、と思う。ところで、「サイズは特大の5Lで、体に合う人は限られるという」というのは、要するに、犯人はデブだ! と言いたいわけ?