「讃血亞護騎士團長」など


Narinari.com編集部「井上ひさしの未発表原稿発見、「オール讀物」4月号に約90枚全文掲載。」http://www.narinari.com/Nd/20160336724.html


井上ひさし*1の未発表原稿が出久根達郎氏によって発見された。上智大学仏文科在学中の1957年のもの。本名「井上廈」の署名。仏蘭西の作家アンリ・ド・モンテルランの戯曲Le Maître de Santiago*2の翻訳。そもそも翻訳者としての井上ひさしというのが今まで知られていなかったのではないか。原稿の写真を見て気づいたのだけど、井上ひさし正字を使って原稿を書いている。1957年の段階で、印刷物は既に新漢字(日本式簡体字)になっていた筈だが、この頃、大学生くらいの人が正字を手書きするというのは普通だったのだろうか。
アンリ・ド・モンテルランについては、例えば


Wikipedia仏蘭西語)https://fr.wikipedia.org/wiki/Henry_de_Montherlant
Wikipedia(英語)https://en.wikipedia.org/wiki/Henry_de_Montherlant
安原伸一朗「呪われた作家たち11」http://tarbes.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/11-81e6.html


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さて、推理作家の夏樹静子さん*3死す。
NHKの報道;


「蒸発」「Wの悲劇」 作家 夏樹静子さん死去
3月21日 6時49分


「蒸発」や「Wの悲劇」などの推理小説で知られる作家の夏樹静子さんが、19日、心不全のため亡くなりました。77歳でした。
夏樹さんは昭和13年に東京で生まれ、慶應大学在学中にNHKの推理ドラマ「私だけが知っている」の脚本などを手がけました。その後、昭和44年に発表した「天使が消えていく」が江戸川乱歩賞の候補作となり、本格的な執筆活動を始めました。
福岡市に住む夏樹さんは、地方在住の作家の草分けとしても知られ、日本推理作家協会賞を受賞した「蒸発」をはじめ、映画やテレビドラマになった「Wの悲劇」などのミステリー小説を次々と発表しました。また、社会性に富んだ作品も多く、裁判員裁判を題材にした「てのひらのメモ」は平成22年にNHKのドラマスペシャルで放送されました。
関係者によりますと、夏樹さんは19日、福岡市内で心不全のため77歳で亡くなりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010450691000.html