座る金次郎

下野新聞』の記事;


歩きながらは危険なので・・・金次郎も「座像」に 日光・南原小で除幕式


3月2日 朝刊

 【日光】二宮尊徳ゆかりの地でもある市内の今市地域の小学校で、金次郎像が唯一なかった南原小に座像が建立され、1日に除幕式が行われた。同日の創立30周年記念式典*1に合わせた記念事業として、報徳思想の普及・啓発団体「報徳道研修 いまいち一円会」*2(八木沢利夫(やぎさわとしお)代表)が寄贈した 。小中学校内の座像は全国的にも少ないとされ、同会は「『歩きスマホ』の危険性なども指摘される中、本を読み歩きしている立像ではなく座像にした」と時代の変化に応じたという。

 御影石を使用した座像は、花壇があった校長室前に建立。台座(高さ約85センチ)の上に、背中にまきを背負って切り株に座り、本を読む金次郎像(高さ約75センチ)を設置した。

 尊徳終えんの地でもある今市地区の小学校13校のうち、最も歴史が新しく金次郎像がなかった南原小に贈ろうと、同会が2014年秋に同校に打診して準備を開始。会員17人の積立金や会報の読者会員の寄付を制作費に充て、創立30周年記念式典に合わせて県内の業者へ依頼していた。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20160302/2251171

早速、この座る金次郎には突っ込みが起こっている;


花賀太「「座り二宮金次郎」に呆れ声噴出」http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20160304-00047983-r25


二宮金次郎*3って要するに〈ながら族〉だよねというのは誰でも思っていることじゃないか。しかし、その一方で、(例えば)小学生が金次郎前方不注意でいけないんだよ、と、〈裸の王様〉よろしく突っ込んだら、それはそうだけどね、と何らかのボケを返すのが大人の役割じゃないかとも思うのだ。
ところで、「小中学校内の座像は全国的にも少ないとされ」ということは、皆無ではないということか。