彷徨える独逸人

“Mummified body of German man found in yacht adrift off Philippines” http://www.theguardian.com/world/2016/mar/01/mummified-body-of-german-man-found-in-yacht-adrift-off-philippines


上掲の記事は死体の写真を含むので閲覧の際は注意されたい。
2月25日、フィリピン沖の太平洋上で漂流中のヨットが地元の漁師によって発見された。船内には木乃伊化した男性の遺体があったが、彼は船内に残された身分証明の書類から、独逸人Manfred Fritz Bajorat氏(59歳)と同定された。彼は船室の机に顔を俯せるように死んでいた。 Bajorat氏は20年前から自らのヨットで世界中を航海していたが、2009年以降、彼のヨットは誰も目撃していなかった。遺体は腐敗せずに木乃伊化しているが、それは熱帯の海のおかげであるという。高気温と塩気の強い空気。また海風は比較的乾燥している。それよりも、フィリピン沖の太平洋って、颱風の産地じゃないか。よく颱風でヨットがひっくり返ったりしなかったものだ!