Richard Smart “Japan's population declines for first time since 1920s – official census” http://www.theguardian.com/world/2016/feb/26/japan-population-declines-first-time-since-1920s-official-census
2015年の日本の国勢調査の速報を巡って。
先ず注目されているのは、国勢調査制度が始まって以来初めて人口の減少が確認されたこと。前回調査よりも947,345人減ったが、この記事ではこの数を(カリフォルニアの)「三藩市の人口よりも多い」と表現している。後は、合計特殊出生率を1.8まで上げるという日本政府の方針に対する、2.1以上じゃないと人口数の維持はできないよというMichael Cucek氏*1の突っ込み。東京圏への人口の一極集中。福島県を初めとする東北地方の人口減少。
国勢調査を巡っては、
snowstarsmile「国勢調査で初の”マイナス” 遂に日本の人口減少問題が現実味をおびてきた・・・」http://matome.naver.jp/odai/2145646053220508601
kyama77*2「5年で0.7%減少‥国勢調査で初の人口減少に国民から厳しいの声も」http://matome.naver.jp/odai/2145645090507700101
もマークしておく。
『読売』の記事;
2010年の国勢調査を巡っては、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110701/1309538834 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120301/1330570517 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120501/1335885805も。
国勢調査で初の人口減…1億2711万47人読売新聞 2月26日(金)9時9分配信
昨年10月1日現在の日本の総人口は1億2711万47人(男性6182万9237人、女性6528万810人)で、10年の前回調査より94万7305人(0・7%)減った。国勢調査では、1920年の調査開始以来初めて人口減が記録された。東日本大震災の被災者の避難が続く福島で11万5458人(5・7%)減となるなど、岩手、宮城を含む被災3県ではいずれも人口が減少した。
総務省の人口推計では、日本は2011年から4年連続で人口減少が続いているとみられてきた。今回の国勢調査により、日本の人口減が改めて裏付けられた。同省は「死亡数が出生数を上回る『自然減』がかなり大きいとみられる」としている。国勢調査は5年おきに実施されており、11年の震災後は初めて。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160226-00050077-yom-pol
*1:http://shisaku.blogspot.jp/ See eg. Christopher Robinson “Shisaku” http://www.japantimes.co.jp/life/2012/07/22/digital/shisaku/
*2:https://twitter.com/kyama077 See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140828/1409230990 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151231/1451528379 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160113/1452694994