宮崎勇

『読売新聞』の記事;


官庁エコノミスト、宮崎勇氏死去…元経企庁長官
2016年01月08日 18時49分


 官庁エコノミストとして活躍した元経済企画庁長官の宮崎勇氏が3日、心不全のため死去した。

 92歳だった。告別式は近親者で済ませた。後日、お別れの会を開く予定。喪主はおいの洋氏。

 佐賀県出身。1947年に東京帝国大学(現東大)経済学部を卒業、旧経済企画庁の前身である経済安定本部に入った。池田内閣が60年に打ち出した「所得倍増計画」の起草に参加し、67年から69年まで経済白書の執筆を担当した。事務次官を経て、81年に退官。89年に大和総研理事長に就任した。

 95年8月、第2次村山内閣で民間から経企庁長官に起用され、96年1月まで務めた。82年6月から読売新聞調査研究本部の客員研究員に就いている。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160108-OYT1T50077.html

何よりも凄いと思ったのは、晩年まで岩波新書の『日本経済図説』と『世界経済図説』の改訂に関与し続けたということだ。
日本経済図説 (岩波新書)

日本経済図説 (岩波新書)

世界経済図説 (岩波新書 新赤版 (313))

世界経済図説 (岩波新書 新赤版 (313))