顧准@『南方人物週刊』

今年は経済学者の 顧准*1が1915年に上海で生まれてからちょうど100年。 顧准は中国における自由主義の先駆者、「社会主義市場経済」理論の元祖としてリスペクトされているが、反右派闘争や文化大革命では徹底的な迫害を受け、現在でも毛左からは「極右」として徹底的に忌み嫌われている。『南方人物週刊』7月6日号のカヴァー・ストーリーは徐琳玲「顧准百年 風雨如晦、鶏鳴不已」(pp.24-39)。
この号のそのほかの記事としては、例えば、張明萌、邓雷、宋洋「中孝介的郷愁」(pp.80-81)、 張明萌、宋洋、朱雅芳「神壇上的粉絲――AKB48総決選下的中国粉絲群像」(pp.66-72)など。
顧准については、取り敢えず、


王元化「記顧准」(in 『人物小記』東方出版中心、2008)*2
朱学勤「地獄裡的思考――読顧准思想手記」(in 『風声・雨声・読書声』中国人民大学出版社、2010)*3


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