Ornette Coleman - Living, Loving, Thinking, Again

Guardian Music “Jazz great Ornette Coleman dies aged 85” http://www.theguardian.com/music/2015/jun/11/jazz-great-ornette-coleman-dies-aged-85
John Fordham “Ornette Coleman obituary” http://www.theguardian.com/music/2015/jun/11/ornette-coleman
Richard Williams “The world came to recognise the courage and rightness of Ornette Coleman” http://www.theguardian.com/music/musicblog/2015/jun/11/ornette-coleman-ourage-and-rightness
Philip Clark “Harmolodics and ham sandwiches: meeting Ornette Coleman” http://www.theguardian.com/music/2015/jun/11/harmolodics-and-ham-sandwiches-meeting-ornette-coleman

オ−ネット・コールマン*1が紐育のマンハッタンにて逝去。享年85歳。お年を召していたわけだし、もう何時逝ってもおかしくはないなと思ってはいたものの、実際に訃報が届けば、マジっすか？　という呟きは出てしまう。
元々音楽的教養の薄い私は、フリー・ジャズ云々というのは知識としてはあったものの、初めてオ−ネット・コールマンをちゃんと聴いたのは、パット・メセニーと組んだ1985年のSong X。さらに、10年後のTone Dialing。いちばん最近買ったのは、ヨアヒム・キューンとのデュエット、Colorsだった。盟友であるチャーリー・ヘイデンの『解放音楽楽団（Liberation Music Orchestra）』に参加しているとずっと思い込んでいたのだが、曲は提供しているけど、演奏には参加していなかったのだ*2。そういえば、オ−ネット・コールマンのステージにジャック・デリダが突然飛び入りして、テクストを読み上げるというパフォーマンスを行ったことがあるけれど、そのテクストは『ユリイカ』のオ−ネット・コールマン特集に掲載されていた。なお、クロノス・カルテットによる「淋しい女」のカヴァーは美しい。