すふれの次?

一昨年、「みぞれ、しぞふれ、でふれ、いんふれ、すふれ」というタイトルの記事を書いたのだった*1。その続きというわけではないのだろうけど;


chiakis「寂しさを凌げる?話題の「ソフレ」、その心理に迫る!」http://www.weddingpark.net/magazine/2298/
辰巳 まみ。「添い寝フレンド=“ソフレ男子”に実態を直撃! 本当に添い寝だけで満足できているの?」http://ure.pia.co.jp/articles/-/24797
COCO太郎「今“ソフレ”が流行!!男女がハマるソフレって?」http://matome.naver.jp/odai/2141041766958192901


「ソフレ」=「添い寝フレンド」*2。以前にも書いたけれど*3、とにかく〈温い関係〉というのは心地よいということなのでは? 性器的な充足の封印という代償も甘受できるほどの心地よさ。下手にこの生温さに嵌ってしまうと、恋愛とか結婚とかには踏み出せなくなる。ただ、今話題になっている「ソフレ」の場合、恋愛からの避難所としても機能しているようだ。
「添い寝」といえば吉本ばななの『白河夜船』*4。「ソフレ」関係の記事では何故ばななへの言及がないのかと訝っていた。さらに、『白河夜船』はたんに1980年代の小説というだけでなく、映画化されたばかりというけっこうホットなトピックであるある筈なのだが*5

白河夜船 (福武文庫)

白河夜船 (福武文庫)

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131120/1384914970

*2:五十音順でいうと、「すふれ」の次は「セフレ」で、「ソフレ」はその次ということになるのだけど。

*3:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080714/1216008269

*4:その頃はまだ「よしもと」ではなかった。

*5:安藤サクラ井浦新、恋人役で再タッグ!よしもとばなな「白河夜船」を若木信吾が映画化」http://eiga.com/news/20141119/2/