蓮華の終わりと表計算ソフトの歴史(メモ)

神田敏晶*1「さようなら!ロータス1−2−3表計算ソフトの歴史」http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20141003-00039667/


9月30日を以て、表計算ソフトLotus 1-2-3のサポートが終了した*2。初めて使った表計算はLotus 123であるものの、1990年代後半に(時流に屈して)エクセルへ転向し、現在は主にOpen OfficeのCalcを使っている。なので、Lotus 123が終わったということを読んだときも、まだやってたんだ! という感じではあった。
神田氏の記事は、このロータス終了に因んで、表計算ソフトの歴史を振り返るというもの。
曰く、


表計算ソフトというジャンルがなければ、パーソナルコンピュータというジャンルはマニアだけのガジェットで終焉していただろう。ゲーム専用機になっていたのかもしれない。ロータス1-2-3は、確実にパーソナルコンピュータをビジネスに使えるコンピュータとして一時代を成長させ牽引してきたと思う。
また、表計算ソフトが受容されていった背景のひとつには米国には「源泉徴収」という制度がないということがある*3
それにしてもLotusというネーミングは元ヒッピーならでは。

*1:http://www.knn.com/ See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140103/1388727355

*2:Colin Barker 「さようなら、「Lotus 1-2-3」--サポート終了で31年の歴史に幕」http://japan.zdnet.com/business-application/analysis/35054653/ 「ソフトウェアの営業活動終了およびサポートの終了: Lotus SmartSuite、Lotus Organizer、および Lotus 123」http://www-01.ibm.com/common/ssi/ShowDoc.wss?docURL=/common/ssi/rep_ca/8/760/JAJPJP13-0208/index.html&request_locale=en

*3:これについては、斎藤貴男源泉徴収と年末調整』を参照されたい。