露西亜に欧盟

承前*1

年の終わりの安倍晋三靖国神社参拝への反応。
露西亜時事通信の記事;


靖国参拝は遺憾=ロシア外務省


 【モスクワ時事】ロシア外務省のルカシェビッチ情報局長は26日、安倍晋三首相の靖国神社参拝に関して声明を出し、「このような行動には遺憾の意を抱かざるを得ない」と批判した。
 声明は、参拝の背景について「国際世論と異なる偏った第2次大戦の評価を日本社会に押し付ける一部勢力の試みが強まっている」と主張。「歴史への正しい理解が、軍国主義と戦った近隣諸国との関係の重要な土台となると確信する」と表明した。 (2013/12/27-01:26)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013122700009

欧州連合

安倍首相の靖国神社参拝を受けた声明

EU News 541/2013

2013/12/26
131226/01
ブリュッセル


<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の報道官は本日、以下の声明を発表した。

「上級代表は、日本の安倍晋三首相が12月26日に東京の靖国神社に参拝したことに留意した。この行為は、周辺地域の緊張緩和や日本の近隣諸国、特に中国と韓国との関係の改善に貢献するものではない。

同地域の国々はこの数ヶ月来、平和と安定に向けた各々の決意を再確認してきた。欧州連合EU)は一貫として、これらの決意を基礎として、論争には慎重な外交で対応し、緊張を高め得る行動を慎むことの必要性を強調してきた。EUは、関係各国に対し、近隣国と同地域の信用を高め、緊張を緩和し、長期的安定を確保する前向きかつ建設的な関係を築くよう促したい」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements/docs/2013/131226_01_en.pdf
http://www.euinjapan.jp/media/news/news2013/20131227/105058/

また、「労働新聞を読んでるような気分になる産経の安倍ヨイショ記事」*2を引用するhttp://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20131226もマークしておく。