上海へ帰る

承前*1

京成電車の中で、末木文美士『日本仏教の可能性』*2を読了する。

日本仏教の可能性―現代思想としての冒険 (新潮文庫)

日本仏教の可能性―現代思想としての冒険 (新潮文庫)

成田空港内の本屋で、黒岩比佐子『パンとペン 社会主義者堺利彦と「売文社」の闘い』*3講談社文庫、2013)、金森修『動物に魂はあるのか 生命を見つめる哲学』(中公新書、2012)、『ブルータス』766(特集「ラブソング」)を飼う。
BRUTUS (ブルータス) 2013年 11/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2013年 11/15号 [雑誌]

7時前にデルタ航空機に乗って成田を離陸。機内では、読書しながら、Tokyo Drift*4という二重の意味での〈ヤンキー映画〉を音声なしで眺めていた。高校の数学教師が柴田理恵で、やくざの組長が千葉真一。機内で飲んだ麦酒はミラー・ライト。行きの飛行機ではアサヒのスーパードライだったけれど。上海浦東空港には定刻よりも20分以上早い北京時間21時05分頃着陸。10時半頃帰宅。息子は寝付いていた。ところで、10月29日に成田に着いて荷物を受け取ったとき、隣のターンテーブルには中国の瀋陽発の中国南方航空機の荷物が回っていた。そちらの方は、荷物を1件ずつ麻薬犬がチェックするという物々しさだったけれど、いったい何があったのか。