また上海、その他

承前*1

定刻は19時30分発の上海行きデルタ航空機は滑走路が混んでいたために、10分くらい後れて成田を離陸。最初、読書灯が点かなかったので、本を読むのはよして、英語字幕の『踊る大捜査線 THE FINAL』を半分うつらうつらしながら観る。この飛行機、日中関係の冷却化を笑い飛ばすかのように、満員、ぎゅうぎゅう詰めだった。チェックイン・カウンターでは座席が確定せず、出発直前の搭乗ゲートで自分が何処の席に坐るのかがやっとわかるというのも、初めての経験だった。上海着は(離陸の遅れに見合った)約10分遅れだったが、荷物の受け渡しに普段の3倍は時間がかかったみたいだし、タクシーも20分くらい行列して、何とかその日のうちに自宅に辿り着けたという感じ。

成田空港に行く京成電車の中で、田尻祐一郎『江戸の思想史』を読了。
江戸の思想史―人物・方法・連環 (中公新書)

江戸の思想史―人物・方法・連環 (中公新書)

成田空港内で、中村文則『何もかも憂鬱な夜に』(集英社文庫、2012)、丸山知雄『チャイニーズ・ドリーム――大衆資本主義が世界を変える』(ちくま新書、2013)、鎌田東二『「呪い」を解く』(文春文庫、2013)、Tokyo Panda『《80后・90后》中国ネット世代の実態』(角川SSC新書、2013)、Eric Carleはらぺこあおむし 〈愛蔵ミニ版〉』(もりひさし訳、偕成社、1988)、『暮しの手帖』2013年6/7月号、を買う。
何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)

何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)

「呪い」を解く (文春文庫)

「呪い」を解く (文春文庫)

はらぺこあおむし (ミニエディション)

はらぺこあおむし (ミニエディション)

ところで、空港内の本屋に岩波書店の本はない。岩波文庫岩波新書も。
そういえば、最近辻隆太朗『世界の陰謀論を読み解く』、河野哲也『道徳を問いなおす』を読了していたのだった。暇を見つけて、言及してみたい。
世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ (講談社現代新書)

世界の陰謀論を読み解く――ユダヤ・フリーメーソン・イルミナティ (講談社現代新書)

また6月3日に、ブックオフで、島尾伸三潮田登久子『中華人民生活百貨遊覧』(新潮社、1984)を買った。
中華人民生活百貨遊覧 (とんぼの本)

中華人民生活百貨遊覧 (とんぼの本)