小四的?

承前*1

スポニチ』の記事;


「家畜」「ブタ」「ブス」柔道女子への暴言、ここまで…


 柔道女子日本代表での暴力指導を告発した15選手への聞き取り調査をした日本オリンピック委員会(JOC)の「緊急調査対策プロジェクト」がまとめた報告書の一部内容が16日、明らかになった。監督、コーチ陣による選手への「不当行為」として、平手打ちなどの暴力や「家畜と一緒だ」などの暴言が認定された。また、この日は15選手の代理人を務める辻口信良弁護士が大阪市内で会見し、選手の最後の声明を発表した。

 「叩かれないと動けないなら家畜と一緒だ」「消えろ」「能なし」「ブタ」「ブス」。報告書は園田隆二前監督らによる侮辱的発言を認めた。

 調査はロンドン五輪代表を含む15選手から計20時間以上、7人の指導者からは計17時間以上の聞き取りで事実関係を調べた。園田前監督による一部選手への平手打ちなどの行為を確認。練習では棒やむち状のものを持ち、選手を威嚇するような行動があったという。負傷した選手の状態を考慮せず、試合出場や合宿参加を強要したとも指摘した。

 JOCは14日の加盟団体審査委員会で報告書を受け取り、青木剛委員長が「監督やコーチの言動、全柔連全体として女子選手に与えていた不当行為が確認された」と認定している。既に同委員会でまとめられた処分案は、19日のJOC理事会で最終的に協議される。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/03/17/kiji/K20130317005410530.html


許されない…前コーチは寝技練習で口ふさぎ 虫の死骸近づけた


 柔道女子日本代表での暴力指導を告発した15選手への聞き取り調査をした日本オリンピック委員会(JOC)の「緊急調査対策プロジェクト」がまとめた報告書の一部内容が16日、明らかになった。監督、コーチ陣による選手への「不当行為」として、平手打ちなどの暴力や暴言が認定された。

 徳野和彦前コーチは寝技の練習で口をふさいだり、選手が嫌う虫の死骸を近づけたりする行為があったとしている。理由はどうあれ、指導の域をはみ出した行為があったのは間違いない。

 報告書はJOCから全柔連に対して改善勧告するように13項目にわたって提言した。対話による信頼関係の醸成、コーチ資格制度の確立や定期的な講習制度の導入、大会や合宿に医師を同行させるよう求めた。報告はJOCにも相談窓口の設置など10項目の改善を要求。問題が起きた際に競技団体が日本スポーツ仲裁機構での仲裁に応じる態勢づくりを促した。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/03/17/kiji/K20130317005414890.html

今までは〈大人によってなされた悪事〉ということだったのだが、これを〈小四男子によるいじめ〉として見たらどうなのだろうか。「虫の死骸」だよ。
また『朝日』の記事;

暴力根絶「答えられない」 全柔連幹部の回答、報告書に


 「指導から暴力を根絶するのか」。理事の一人から問われた幹部が「そんなことは答えられない」と応じた――。全日本柔道連盟が柔道女子の暴力、パワーハラスメント問題を把握した後に開いた理事会でのやりとりが、第三者委員会の報告書に記されていることがわかった。

 概要版が公開されている報告書の全容が16日、関係者への取材で明らかになった。完全版は全理事に配布されており、18日の理事会での議論の資料となる。

 それによると、昨年10月20日、暴力の禁止などを唱える「倫理規定」の制定を議論した理事会で、冒頭のやりとりがあった。執行部は、同月初めには園田隆二前監督の暴力、暴言を把握していた。幹部の返答に、問題に取り組む姿勢の甘さがにじむ。全柔連は翌11月5日に園田氏の続投を発表した。

 園田氏が、第三者委の聞き取りに対し、「強化の過程の暴力は許されると思っていた」と発言していたことも分かった。

 また、第三者委が、現在の執行部とは別の意思決定機関として常務理事会を新設するよう提言していることも明らかになった。
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201303160441.html