「是非周作人」と題して、『南方人物週刊』6月25日号が周作人*1を特集している;
「周作人之“苦”」という記事で言及されている周作人の晩年は凄まじい。1966年8月24日に紅衛兵は周作人に対して「プロレタリア独裁」の「実行」を「宣言」した。81歳の周作人は鞭で打たれ、蔵書のみならず家財道具に至るほぼ全財産が略奪された。周作人は周恩来に自殺用の睡眠薬を送ってくれるよう手紙を書いたが*2、1年近く生き延び、1967年5月6日に自宅にて死去。
李宗陶「周作人之“苦”」(pp.34-41)
李宗陶「周作人之謎――止庵談周作人的国事與家事」(pp.42-45)
邢人儼「西西 浮城説夢」(pp.84-87)
香港の作家西西*3へのインタヴュー。
*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080306/1204779649 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090218/1234940110 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100105/1262708820 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110115/1295062290 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110428/1304016992 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120518/1337285449
*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110730/1311996800