犯人は項羽?

韓少華「秦兵馬俑曽遭焚毀、”項羽嫌疑最大”」『東方早報』2012年6月10日


6月9日に、西安の「秦始皇兵馬俑博物館」は2009年3月から開始されている「秦兵馬俑一号第三次挖掘」の成果を発表した。それによると、今までに発掘された文物は310件余りで、「陶馬」12頭、「陶俑」120件余り、「戦車」2乗、「戦鼓」2つなどを含む。、「陶俑」120件余りのうち、30件余りは「百戯俑」、すなわち「角牴」(格闘)や「幻術」等の藝人の人形で、うち20件余りは重大な損傷がある。また火で焼かれた痕跡があるものもある。さらに「百戯俑」のある坑道には何者かが侵入した痕跡があり、また発掘現場には燃やされて炭化した木材や麻縄が大量に残されている。「秦始皇兵馬俑博物館」の袁仲一館長は、項羽が秦滅亡のどさくさに坑道に侵入して火を放った可能性が高いという。
兵馬俑」については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060919/1158634841 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061101/1162411610 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070221/1172027771も。