『中国・江南のみち』

街道をゆく〈19〉中国・江南のみち (朝日文庫)

街道をゆく〈19〉中国・江南のみち (朝日文庫)

司馬遼太郎*1街道をゆく19 中国・江南のみち』を数日前に読了。1981年の中国江南(江蘇省浙江省)紀行。蘇州、杭州、海寧、寧波、天童山。何故か上海は素通りされている。
取り敢えず目次を書き写しておく;


旅のはじめに


中国・江南のみち
蘇州の壁
伍子胥の門
宝帯橋
盤門
*2と呉*3
呉音と呉服
胥門と閶門
亡命と錦帯橋
「うだつ」と樋
西湖の風
岳飛
茶について
茶畑の中で
急須
茶における中国と日本
娘村長さん
海寧県塩官鎮
乾隆奇譚
布袋さん
瓦流草
「〓*4」というけもの
越州の田舎密教
会稽山へ
禹廟と梅干
余姚駅からの遠望
日本史の影
寧波雑感
船に乗る
戎克
ジャンクの遠征
目玉
銭の時代
天童山

興味深い記述が散りばめられているが、それについてはまた後日。
街道をゆく』って文庫版で全36巻ある。実は司馬遼太郎の代表作ということになるのでは? とはいっても、『週刊朝日』で時々読んでいたほかは、(本としては)『中国・閩のみち』(第25巻)しか読んではいないのだが。梁文道『訪問』*5を読了。