ミステリー・サークルとUFO

肖婷「網絡瘋伝青海”沙漠怪圏”実探無果」『東方早報』2011年8月23日


青海省徳令哈地区の沙漠に出現したというミステリー・サークルの写真がネット上に出回っているが*1中国共産党青海省海西州委員会宣伝部が実地調査したが、そのようなミステリー・サークルを発見することはできなかったという。この写真は観光宣伝のための捏造ではないかという説あり。この近くには「外星人遺跡」があり、観光地となっている。普通ミステリー・サークルというと畑にできるものだが(「麦田怪圏」)、〈ナスカの地上絵〉のようなものか。記事では「沙漠怪圏」の原因として、「龍巻風説」、「外星製造説」、「人造説」を挙げている。
http://news.hexun.com/2011-08-25/132787557.htmlは愉快犯的捏造説。


李萌、劉哲瑜「航班紛紛報告夜見UFO」『東方早報』2011年8月23日


8月20日21時前後、上海上空高度1万米を飛行中の中国南方航空パイロットがUFOを目撃したと航空管制官に報告した。「華東民航空管局」によると、南方航空機以外にも、上海附近を飛行中の10機以上の飛行機からもUFO目撃の報告があったという。また、ほぼ同時刻に北京一帯の上空ではオーロラのような「移動的奇怪光圏」が目撃された。天文学の専門家によれば、これは8月18日に露西亜カザフスタンから発射した人工衛星と関係している可能性があるという*2。昨年7月には、杭州でUFOの〈出現〉のため空港が一時封鎖されるということがあった*3

*1:Eg. http://news.gog.com.cn/system/2011/08/25/011180346.shtml

*2:兪立厳、李萌、劉哲瑜「一種猜測:”超級UFO”可能與俄羅斯8月18日発射衛星有関」『東方早報』2011年8月23日

*3:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100712/1278933837