続篇?

Stephen Bates “The Catcher in the Rye 'sequel' to be published” http://www.guardian.co.uk/books/2011/jan/12/catcher-rye-sequel-jd-salinger


サリンジャー*1 The Catcher in the Ryeの「続篇」、 60 Years Later: Coming Through the RyeをFrederik Coltingという瑞典の作家がJohn David Californiaという筆名で書き、2009年に瑞典と英国で刊行されたが、サリンジャーが亡くなるちょうど半年前にサリンジャーの弁護士が米国での刊行の差し止めを求めて訴訟を起こした。最近和解が成立したが、それによると、 The Catcher in the Rye著作権が切れるまで(50年後?)、 60 Years Later: Coming Through the Ryeを合衆国及びカナダで刊行することはできないが、その他の国で刊行することはかまわない。但し、その際にサリンジャー或いはオリジナルの The Catcher in the Ryeに言及してはならない。既に6か国の出版社が関心を示しているという。この小説は、76歳になったホールデン・コールフィールドが老人ホームから脱走して紐育を彷徨うという筋であるらしい。