「外人」が嫌い?

『朝日』の記事;


外国人狙う不審火 車や店「出て行け」の張り紙も 福井

2010年11月15日12時1分


 14日午前1時50分ごろ、福井市日光2丁目のマンション駐車場でブラジル国籍の男性会社員(49)のワゴン車から出火、エンジン付近や車内の一部が焼けた。けが人はなかった。福井県警によると、車に外国人を中傷する内容の紙が張られていたという。福井市では9月上旬から、外国人の乗用車や料理店を狙った不審火が続いており、今回で4件目。福井署は放火事件とみて調べている。

 同署によると、9月10日未明、ポルトガル人が所有する乗用車が火事になり、同じ時間帯に現場から約300メートル離れたインド料理店の旗や植え込みが焼けた。10月20日未明には、イスラム教礼拝所「福井モスク」前にとめたマレーシア人の乗用車の一部が焼けている。インド料理店と礼拝所に「外人 get out(出て行け)」と書かれた紙が張られていたという。(岡野翔)
http://www.asahi.com/national/update/1115/OSK201011150039.html

記事を読む限り、同一犯の可能性が高く、福井市に排外主義的な雰囲気が溢れているというわけではないのだろう。また、特定の民族や人種ではなく、とにかく「外人」一般が嫌いなようだ。このような感情はどのように生成されたものなのだろうか。「ハロウィーン」を襲撃した排外主義団体もあるわけだが*1、こうした輩が増える社会というのは、住みにくく且つつまらない社会であるということはいえるだろう。