クロノスなど

火曜日、妻と一緒に青山へ。
先ずスパイラルで、『mina pherhonen 進行中』を観る。デザイナー皆川明のスケッチを中心に服(テキスタイル)が出来上がる過程を展示する。十文字美信によるモデルの首から上をフレームアウトした写真が面白かった。
以前はスパイラルの1階にあったCDショップがなくなっていたのだが、2階に以前よりも規模を小さくして移動していた。Kronos Qurttet Music of Bill Evans(2004)を買う。オリジナルは1985年にLPとしてリリースされたもの。

Music of Bill Evans

Music of Bill Evans

それから、「グリデカナ」青山店*1。妻の会社が新たに立ち上げたテキスタイル・ブランド。駐車場だったスペースを潰したという店の前のガーデンが面白く、冬や夏にはどんな表情を見せるのか想像してしまう。
そこから、1kmばかり歩いて、ワタリウム美術館*2。『藤本壮介展:山のような建築 雲のような建築 森のような建築』。Tokyo Apartmentや武蔵野美術大学図書館などによって注目を集めている建築家藤本壮介の個展。2階のインスタレーション「雲のような未来の住居」は透明なパイプの組み合わせによる空間構成。ここで、「巣」/「洞窟」という対立が提示される。3階の「建築が生まれるとき」。夥しい建築スケッチや模型。4階の「建築と東京の未来を考える」はフロアいっぱいに東京青山一帯の地形図が拡げられ、その中で「山のような東京」と「空中の森/雲の都市」が提案される。「山のような東京」は〈人工の山〉としての高層建築。藤本壮介『建築が生まれるとき』(王国社、2010)を買う。
建築が生まれるとき

建築が生まれるとき