『グローカリゼーションと共同性』

承前*1

小田亮編『グローカリゼーションと共同性』(成城大学民俗学研究所グローカル研究センター、2010)が届く。謝謝!


序論 グローカリゼーションと共同性(小田亮
第1章 構造的弱者と共同性−−京都市在住朝鮮人のライフ・ヒストリー調査から考える(松田素二
第2章 首都圏のアイヌ民族の文化・社会運動における日常的エスニシティ(関口由彦)
第3章 キプシギス共同体と2つの「エクリチュール」(小馬徹)
第4章 日本における市民性の教育の導入期に見られる市民性認識−−品川区「市民科」を事例として(岩田一正)
第5章 チベットの祝布「カタ」の脱領土化と再領土化−−インド、西ベンガル州カリンポンの事例から(磯田和秀)
第6章 表象の共同体から表現の共同体へ−−〈三者関係の差別〉下において、二者関係を生きる作法(関根康正)
第7章 アクチュアリティの世界を生きる−−当事者抜きの決定をめぐって(村松彰子)
第8章 真正性の水準と「顔」の倫理−−二重社会論に向けて(小田亮


あとがき
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