「HAFU」など(Info)

CSF-MLへの岩渕功一氏のメッセージ;


ワークショップ: <ハーフ>と多文化社会・日本

<ハーフ>をてがかりに日本人や日本文化を捉え直し、日本をより包含的な多文
化社会として構想することを目的とする研究会の一環として、最初のワークショップを開催いたします。今回は、<ハーフ>たちの多様なアイデンティティに焦点をあてて、「アート+学問」という形で写真展やセミナーなど参加型のイベント・プログラムを展開する「HAFUプロジェクト」の主宰であるリゼ・マーシャ・ユミさんと映像作家の高木ララさんをお招きして、その活動の紹介とお二人が製作したミニドキュメンタリーの上映を行います。後半では、研究会での基本的な問題設定と今後の進め方などについて参加者と話し合いたいと思います。

日時:2010年5月29日 1時―5時半
場所:早稲田大学 16号館305教室 (http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

主催:早稲田大学メディア・シティズンシップ研究所

<予定>

1時-3時 
*「HAFUプロジェクト」について
報告者: リゼ・マーシャ・ユミ &高木ララ
*ミニドキュメンタリー上映
  「ハーフのイメージ」&「ハーフの集団意識」 (HAFU PROJECT制作)

3時20分―5時半 

「<ハーフ>と多文化社会・日本」研究会(仮題)の問題設定と今後の進め方についての
討議

問題提起者:河合優子東海大学)、岩渕功一(早稲田大学

リゼ・マーシャ・ユミ (リサーチャー)
日本人の母親とイタリア系アメリカ人の父親の間に神奈川県で生まれる。インターナショナルスクール(4-12歳)と日本の中学高校(13-19歳)を経て、2001年に渡英。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ大学院社会学修士エスニシティ/レースや国民国家に関心があり、「ハーフ」を検証しながら日本の多文化社会や「日本人」という概念を追求。2008年にポートレート写真とインタビューから成る写真展HAFUプロジェクトを写真家ナタリー麻耶ウィラーと発足し、様々なイベントを企画する。日本での写真展開催を計画中。また、西倉めぐみとのコラボレーションにより短編ビデオとドキュメンタリーを製作している。

高木ララ (映像作家)
東京生まれ、マドリッド育ち。スペイン人の父親と日本人の母親を持つ。生後間もなく日本を離れ、アメリカ、カナダ、スペイン、オーストラリアで育つ。その後、マドリッドのフランシスコ・デ・ビトリア大学にて映像制作とグラフィック・デザインを専攻。2006年から二年間早稲田大学国際情報通信研究科に在籍し、2008年にはドキュメンタリー映像「MADRID x 東京」を製作。2008年のセルバンテス文化会館の開館式でも上映された。現在フリーランス映像作家として活動。2009年にHAFUプロジェクトのリゼ・マーシャ・ユミとの出会いをきっかけに2010年よりHAFUドキュメンタリーの制作に関わる。

また、毛利嘉孝氏のメッセージ;

◆◇河内音頭芸術大学◇◆

夏の夜の錦糸町、3万人を熱狂させる河内音頭とは何なのか?
シンポジウムと音頭を通してその全容を探る!

日時)
2010年5月22日(土)
入場無料・予約不要

タイムテーブル)
15:00〜シンポジウム
17:00〜河内音頭(18:00終了予定)

場所)
東京芸術大学 千住キャンパス
(東京都足立区千住1-25-1)

◆LIVE◆

山中一平(音頭)
虹友美(三味線)
山中まり子(太鼓)


◆SPEAKER◆

伊達政保(音楽評論家)
柴山とも子(関東踊り子代表)
鷲巣功(首都圏河内音頭推進協議会議長)
森江宏太(錦糸町河内音頭総合司会担当)
いちばけい(「イヤコラセ東京」管理人)
佐藤岳晶(国立音楽大学桐朋音楽大学非常勤講師)
毛利嘉孝東京芸術大学音楽学部准教授)