「告訴せず」

西日本新聞』の記事;


清張記念館職員 4百万円超着服 北九州市教委解雇
2010年4月24日 02:23 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 北九州市教委は23日、市立松本清張記念館(同市小倉北区)に勤務していた元嘱託職員の女性(39)=3月29日付解雇=が、2005年から約5年間で約404万円を着服したと発表した。監督責任を問い、副館長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分、元副館長2人を文書訓告などにした。

 発表によると、女性は05年4月から経理などを担当。同館友の会会費などの口座から出金し、別の口座に振り込む際、一部着服を繰り返した。副館長は確認を怠った。

 今年2月、市の監査などで発覚。女性は「生活が苦しく着服した」と事実関係を認め、全額を返済した。市教委は刑事告訴をしない方針。柏木修教育長は「市民に深くおわびする」とのコメントを出した。

=2010/04/24付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/167518

そういえば、松本清張には選挙資金をネコババ・トンズラする男の物語があった――『告訴せず』。観てはいないが、これは映画化もされている筈。ただ、記事から推測する限り、この事件は映画化してもあまりヒットしそうにない。See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090904/1252045992