烏鎮に杭州

先週は雲南省からお客さんがあり、色々な場所に引率して連れて行かなければならなかった。
水曜日は浙江省桐郷市の烏鎮*1。烏鎮は去年の9月にも行ったが*2、そのときは「東柵」。今回は「西柵」に行く。また、前回は団体ツアーだったけれど、今回気づいたことは上海から烏鎮まではけっこう遠いねということだ。上海南駅からバスで2時間弱。運賃は48元。帰りは浙江省嘉興の駅までタクシーで1時間あまり、100元。嘉興から上海南駅まで列車(軟座)で30分あまり、21元。烏鎮では現地で茶店を開いている日本人のWさん*3にご馳走になる。Wさんによれば、観光地として開発されているのは「東柵」と「西柵」だけだが、烏鎮にはさらに「南柵」と「北柵」があるのだという。平日のせいか、観光客も疎らだったが、「西柵」は「東柵」よりも観光地として純化されているようだ。私としては、世間の評判とは逆に、ごちゃごちゃした「東柵」の方が好きだ。
次の日は、冷たい小雨の中、杭州へ。杭州に行ったのは2007年3月以来*4杭州では地元在住の作家である梁晶晶さん*5BMWで駅まで出迎え、杭州を案内してくれた。とはいっても、4時前の電車で上海に帰らなければならなかったので、それほど多くの場所に行ったわけではない。西湖の岸辺を通って、山の中に入り、龍井村へ。さらに、法雲という土地にある高級リゾート「安縵法雲(AmanFayun)」*6の中にある「和茶館」という茶店龍井茶の新茶をいただき、食事をする。食事が済んだら、既に帰りの電車の時間が迫っていた。

西湖*7。遠くに見えるのは雷峰塔*8


龍井村の茶畑。

西湖西岸の「太子湾公園」にて。