迷子の子猫さん

ネット上に” kaetzchen”という人格が存在する。自分のblogでサーチをかけてみたら、過去数回言及していた*1。殆どが2006年に集中している。もっと言及していたようにも思うのだが、意外と少ない。また、言及の中には彼の嘘を真に受けかけたものもあり、自身のリテラシーの低さに思わず恥ずかしくなってしまった(汗)。
さて、最近彼と左巻健男*2との確執(左巻氏に対する彼の執拗な誹謗中傷に対して左巻氏が「告訴」の構えを見せていること)を通じて、ネット上人格ではなく、身体を持った人格としての彼のプロフィールが明らかにされてしまった。もう彼のことを公に言及することはないな。左巻氏のように直接に被害を蒙ったならともかく、彼に言及することで、自分が弱い者いじめの碌でなしになってしまうのではないかと思った。彼のように何よりも癒されることを必要としているけれど癒されることができないという人を救うためには〈愛〉という奇蹟に依るしかないのだろうけど、こちらにはそのような〈愛〉を彼に振り向ける能力もないし意思もないとすれば、彼に関しては沈黙するしかない。勿論、私にとっての〈重要な他者〉が彼に危害を加えられているということになったら、沈黙を破ることは吝かではない。また、彼に「奇蹟」が訪れるためには、癒してもらうのではなく他人を癒そうとする人間になるという根本的な決意が必要なのだが、他人にとっては、そのことも含めて、遠くから御仏に祈るということしかできない。


http://d.hatena.ne.jp/samakita/searchdiary?word=kaetzchen