玉木ではなく

『読売』の記事;


「1週間のごぶさたでした」玉置宏さん死去

 「1週間のごぶさたでした」のあいさつで親しまれたテレビ司会者の玉置宏(たまおき・ひろし、本名・宏行=ひろゆき)さんが11日午前10時33分、脳幹出血のため亡くなった。76歳だった。

 葬儀は近親者のみで済ませた。後日、「お別れの会」が行われる予定。

 玉置さんが館長を務めていた「横浜にぎわい座」によると、玉置さんは今月3日に出勤したが、翌日から欠勤。8日になって家族から神奈川県内の病院に入院したとの連絡があったという。

 同県生まれ。子どもの頃から父と寄席に通い、歯切れのいい語り口と会話の「間」を学んだ。明治大学を卒業後、文化放送アナウンサーとして活躍。1958年からTBS系の歌謡番組「ロッテ歌のアルバム」の司会を務めた。

 この番組冒頭の「1週間の……」というあいさつや折り目正しい蝶(ちょう)ネクタイ姿が評判を呼び、67年からはテレビ朝日系の「スターものまね大合戦」の司会も担当。両番組に77年まで出演した。七五調の流れるような美文で流行歌を紹介する司会ぶりは他の追随を許さず、歌謡曲黄金期に活躍したスターたちを独特の名調子で舞台に送り出した。

 78年からはニッポン放送の午前中のラジオ番組「玉置宏の笑顔でこんにちは!」のパーソナリティーとして愛され、96年までの長寿番組となった。2001年には日本司会芸能協会の会長に就任。落語など演芸に造詣が深く、02年には「横浜にぎわい座」館長に就いていた。
(2010年2月12日14時15分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100212-OYT1T00792.htm

実を言うと、『ロッテ歌のアルバム』というのは知らない。ただ、多分私及び私より上の世代では、『のだめ』の玉木宏から玉置宏を想起したという人は多い筈だ*1
因みに、1967年に「テレビ朝日」という放送局はなかった。その頃はNET。