道が無い

『日刊サイゾー』の記事;


闇社会に連れ去られた可能性も!? "除霊タレント"織田無道氏が行方不明に


除霊タレントとして、テレビ番組などで活躍した僧侶・織田無道が各地でトラブルを起こしたまま行方不明になっている。

 織田は石川県加賀市作見町の豊星寺の住職でもあったが、宿泊施設などに勤務する従業員への給与支払いなどで昨年12月、労働基準監督署に相談される騒ぎを起こしている。寺の関係者によると、織田は当初、資本金1億円の会社設立など羽振りの良い話をしていたものの、昨年秋ごろから諸々の支払いが滞り、約3,000万円の未払いがあるまま、大半の従業員に解雇通告したという。その後、織田は音信不通になり、所属の芸能プロダクションも「芸能活動以外のことは分からない」と答えるにとどまっている。

 それだけではない。織田は2007年9月に都内で格闘技イベント「無道SPIRIT」を開催しているのだが、これに関しても「織田に騙された」とする関係者が続出している。同興行を支援した関係者がこう証言する。

「もとは、テレビ局やパチンコ関連企業が数億円のバックアップをするといって実業家たちを巻き込み、日本だけでなく海外でも格闘技大会をどんどん開催するという、大きな企画を立てていたんです。それが実際はほとんど具体的に動いているものがなく、無名選手しか出ない形ばかりの小さな興行をやって、客席もガラガラ。そんな中、織田さんは姿を消してしまった。当然、協力者は怒って彼の行方を追っていますよ」(興行関係者)

 織田といえば、02年に宗教団体の乗っ取り計画で公正証書原本不実記載などの容疑で逮捕され、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた人物。それまではテレビに数多く登場していたが、一転して"うさん臭い怪僧"のイメージが付いてしまった。

 前出・興行関係者によると「会場にはどう見てもヤクザのような怖い面々がいて、興行後に織田さんを連れ去ったという噂も会場内を飛び交っていた」というから、織田の身が安全なのかという不安もある。

 さらに別のところでは、通信関連の実業家T氏が「織田に怪しい出資を持ちかけられた」という話もしている。

「独自制作の携帯音楽プレーヤーを発売する話で、織田の娘が働く先の経営者だという外国人社長も紹介されましたが、その資金を出すのが天皇家の人間だとか話していて、さすがに怪しいと思って乗らなかったんです。その後、そのビジネスに協力した別の人たちから"織田と連絡が取れない"と連絡があり、今もどこにいるか分からない状況です」

 一体、織田はどこにいるのだろうか。まさか霊能力を使って姿を消したということではないだろうが......。
(文=和田修二)
http://www.cyzo.com/2010/02/post_3801.html

織田無道って、上の記事にある2002年に逮捕されたという事件以来、(私にとっては)消息不明なので、記事を読んで、「姿を消した」ということよりも、あの事件以後も懲りずに色々と活動をしていたということの方が驚きだったのだ。「石川県加賀市作見町の豊星寺の住職」というけれど、彼の寺は神奈川県厚木市だった筈。Wikipediaとかの情報によれば、例の事件以後、坊主を辞めたということなのだが、たんに住職を辞めて隠居しただけなのか、還俗したのか、或いは臨済宗から破門されたのかどうか、わからない。別の寺の住職に収まっていたということは、まだ僧籍を保持しているということなのだろうか。これまでの罪障を滅しようと、即身成仏を目指す行に入ったというならいいのだが。