双葉十三郎

『毎日』の記事;


訃報:双葉十三郎さん99歳=映画評論家

2010年1月15日 13時37分 更新:1月15日 13時56分

 双葉十三郎さん99歳(ふたば・じゅうざぶろう<本名・小川一彦=おがわ・かずひこ>映画評論家)昨年12月12日、心不全のため死去。葬儀は近親者のみで済ませた。

 東京生まれ。会社員時代から映画評論を書き続け、退社したあと文筆業に専念した。52年から映画雑誌「スクリーン」で40年以上にわたってコラム「ぼくの採点表」を連載し、この活動で日本映画ペンクラブ賞(90年度)を受賞した。菊池寛賞(01年)、毎日映画コンクール特別賞(04年度)も受賞。「外国映画ぼくの500本」など著書多数。レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」など、海外ミステリーの翻訳も手掛けた。
http://mainichi.jp/select/today/news/20100115k0000e060080000c.html

双葉十三郎」というのが筆名だということは知らなかった。それから、淀川長治先生とは略同世代なんだな。
また、チャンドラーの『長いお別れ』は字幕翻訳者だった清水俊二氏が訳しており、双葉さんの『大いなる眠り』にしても、チャンドラーの翻訳は何故か映画関係者と縁があるなと以前書いたことを思い出した*1