「滝川」の祟り

古寺多見さん曰く、


それにしても、鳩山由紀夫首相が、「アメリカと吉田茂の陰謀によって公職追放の期間を長引かされた鳩山一郎のDNAを引き継ぐ反米政治家なのではないか」という仮説を出した田原総一朗星浩の邪推には呆れかえってしまった次第だ。星浩が言うには、鳩山一郎は敗戦直後の1945年の朝日新聞に、アメリカの原爆投下を「戦争犯罪」として非難し、朝日新聞GHQに2日間の発行停止を食った上、鳩山一郎アメリカに冷遇されてきたというのだが、その影響を鳩山由紀夫が強く受けているのなら、もっと毅然とした姿勢をアメリカに対してとっているはずだ。だが事実はそうではない。単に鳩山由紀夫が八方美人の優柔不断な人間であるだけの話だ。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20091213/1260683259
自由党民主党の争いも陰謀論ですか。鳩山一郎に関しては、やはり戦前の京大滝川事件じゃないですか*1。こちらの方も「噂」のレヴェルですが、まだ信憑性がある。それから、DNAという比喩の濫用*2は止めてほしい<田原総一朗