『読売』の記事を取り敢えず切り抜き;
安政の大獄犠牲者の公式墓参、井伊家当主ら水戸へ滋賀県彦根市は16日、旧彦根藩主・井伊家の18代当主である井伊直岳・彦根城博物館館長や獅山向洋市長らが水戸市を訪れ、安政の大獄で刑死した水戸藩家老安島帯刀(あじまたてわき)と同藩士3人の墓参をすると発表した。
水戸市と彦根市は1968年10月に親善都市提携を結んでいるが、公式な墓参は初めてという。
北村昌造・井伊直弼と開国150年祭実行委会長や北村收市議会議長らも同行。一行は20日に出発し、水戸市で開催中の水戸藩開藩四百年記念事業関連イベントなどに出席。21日午後1時45分に安島帯刀、同2時30分に藩士3人の墓に参る。人気キャラクターひこにゃんは墓には行かず、水戸市内で21日に開かれる物産展の開会式や彦根の物産PRステージで愛嬌(あいきょう)を振りまく。
彦根市による安政の大獄犠牲者の公式墓参は、吉田松陰(長州藩)の山口県萩市、橋本左内(福井藩)の福井市に次いで3回目となる。
(2009年11月17日23時41分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091117-OYT1T00381.htm