18年

『読売』の記事;


「奴隷状態」監禁18年、米国で29歳女性保護

 【ロサンゼルス=飯田達人】米カリフォルニア州で、11歳だった女性を誘拐し、18年間自宅に監禁した上、2人の子供を産ませていたとして、誘拐やレイプなどの疑いでフィリップ・ガリード容疑者(58)を、誘拐に協力した疑いなどで妻のナンシー容疑者(54)を地元警察当局が26日、それぞれ逮捕した。


 AP通信などによると、2人は1991年6月、ネバダ州境に近いサウスレークタホでバスを待っていた当時11歳の女性(現在は29歳)を車に力ずくで乗せて拉致し、約180キロ離れたオークランド近郊のアンティオクにある自宅裏庭の離れや小屋に監禁。フィリップ容疑者は女性をレイプし、2人の娘を産ませた。3人とも通学や医師の診療を許されず、簡易トイレやシャワーはあったものの「奴隷状態」(地元警察)だったという。

 フィリップ容疑者は、25日にカリフォルニア大バークレー校で、15歳と11歳になった娘とともに自身の宗教信条などを書いたパンフレットを配ろうとしていたところを警官から職務質問され、別のレイプ事件で保釈中だったことが判明。女性の存在も明らかになった。女性の健康状態は良好で27日、18年ぶりに母親と再会した。
(2009年8月28日13時38分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090828-OYT1T00491.htm

「自身の宗教信条などを書いたパンフレット」って? それはこの犯罪と関係あるのか。
ところで、「力ずく」という表記はキモい。「ずく」ではなくづくだろう。