既に公共

有村悠「ネットは公共空間への参入か、私的空間の拡張か?」http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090821/1250879879


「中高生くらいのネット利用者にとっては、ネットはパブリックな言論空間などではなく、すごく広い教室とかそういうイメージなのではないか?」
既に公共でしょ。有村氏のような第三者によって(合法的に)観察されてしまっているという事実において。「中高生」が公共であることを覚るのは〈痛い目〉に遭うことなどを通してでしかなく、それを待つしかないのではないかと思う。彼ら・彼女らに配慮するということはしてはならず、そうした善意の配慮の帰結は公共的な自由の喪失である。
公共性に関しては、多くの人がややこしい思考の末に不適切な答えに至っているようだ。公共的ということは難しくも複雑でもなく、英語で3つの単語、open to allに要約できるような単純なことなのだ。

See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060505/1146834167 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061008/1160281242 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061031/1162317330 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080814/1218687009