代官山→恵比寿→目黒

月曜日、妻の散歩につきあって、代官山から中目黒、それから駒沢通りを遡って恵比寿、さらに恵比寿の渋谷川沿いをてくてく歩いて、豊沢それから長者丸を経て、目黒まで歩く。歩いているうちに、地名の表示が広尾になったり、また恵比寿に戻ったり、白金になったり、上大崎になったりする。
途中、NADiff a/p/a/r/t*1で、小沼純一編『武満徹 対談選 仕事の夢 夢の仕事』(ちくま学芸文庫、2008)を買う。地下のNADiff Galleryで、鷹野隆太『〈おれと〉』*2。鷹野隆太と様々な男女が全裸になって肩を組んだ(セルフ)ポートレート。全裸ということで、一応18歳未満は入場禁止にもなっているのだが、セクシュアルな感じは喚起されない。だいたい、写真に写った鷹野とそのパートナーたちののペニスは萎えている。写真たちの全体としての意味を考えあぐねていたが、本人の説明によると、


そもそもは色合わせのつもりだった。肌の色は皆ちがう。黄色味がかった白い肌や焦げ茶色の浅黒い肌、微熱を帯びたような赤紫色の肌など、さまざまだ。撮影の最後に一緒に写ることで、僕の肌を基準に一人ひとりの違いをきちんと再現できるのではと考えた。黒人や白人のなかに置けば微細な違いにすぎないこれらの差異にこだわりたかった。
http://www.nadiff.com/news/takano_gallery.html
ということであるらしい。
武満徹対談選―仕事の夢 夢の仕事 (ちくま学芸文庫)

武満徹対談選―仕事の夢 夢の仕事 (ちくま学芸文庫)

ところで、NADiff a/p/a/r/tの隣は築うん十年と推定される木造アパートで、そのコントラストが面白い。
夜は目黒駅の近くの「丸冨水産」で最近転職したMさんと食事。ひたすら魚を食いまくる。それから、目黒駅の反対側のブリティッシュ・パブ、The Meguro Tavern*3へ。ブリティッシュ・パブといいつつ、英国の麦酒のブランドが少ないぞと思ったが、Bass Pale AleとNew Castle Brownを呑み、律儀にフィッシュ&チップスを食べる。

恵比寿については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070602/1180723693http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081031/1225480601も。