テンキーとか

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090425/1240634372にコメントをいただいた。どちらの方もすごいですね。左手でマウスを動かすことをためしてみましたが、画面をスクロールすることはできましたが、文字列や画像をドラッグして移動させることは難しいですね。あと、IMEパッドの手書きによる漢字検索は何とかできましたが。やはり、コメントの方にもありまたが、「訓練」と慣れというか、身体の習慣(癖)にすることの問題でしょうか。
ところで、私は、字を書くのは基本的に右手で行うけれど、箸を持つのとボールを投げるのは左手でしかできない。これはもしかして、習慣化の深さ・浅さと関係があるのかしら。マウスの操作問題でいえば、マウス以前に、私の場合、英文タイプを初めて打ったのが大学4年、ワープロ*1を使い始めたのが20代の後半、マウスに至ってはWindows3.1が出たときだから、初めて使ったときは既に30を超えていた。何がいいたいのかといえば、私が古い人間だということではなく、キーボードを打つという動作は大人になってから私の身体に習慣として組み込まれたということだ。さて、利き手問題に戻ると、野球では右投げ左打ちの人はけっこういるが、左投げ右打ちというのは殆ど聞いたことがない。また、左右どちらでも打てるスィッチ・ヒッターも少なからずいると思うが、左右どちらでも投げられる〈スィッチ・ピッチャー〉なんて聞いたことがない*2
さて、コメントの中で、「テンキー」が言及されていたのですが、「テンキー」って、キーボードの中でも(少なくとも私にとっては)最も指を触れないキーだなと思った。勿論、細かい数字を大量に入力する必要がある人にとって、最上段の数字を入力するというのはまだるっここくて、非効率的なのだろうなというのはわかる。ところで、私が恐れているのは、ケータイで育った世代がPCを開発するようになると、テンキーだけしかないPCが発売され、下手したらそれが主流になってしまうんじゃないかということだ。

*1:〈80後〉の人たちはソフトではなく機械としてのワープロなんて知らないよね。

*2:というか、そういう言葉自体がないでしょう。