サッカー陰謀論by北朝鮮

『東方早報』4月7日の北朝鮮ロケット関連の大きな記事の下の方にあったベタ記事;


朝鮮足協投訴韓国為贏球下毒

朝鮮昨天向国際足聯*1抗議、称韓国故意製造食物中毒事件、導致朝鮮以0:1輸掉上週在首爾挙行的一場世界杯預選賽。
朝鮮足協声明称、其主要球員比賽前一天晩上発生嘔吐、腹瀉和頭痛、称“隊員的食物被做了手脚*2、毫無疑問是一起蓄意行為。”声明説:“比賽変成了一場陰謀和欺騙。”“顕而易見、這是(韓国総統)李明博集団與朝鮮民主主義人民共和国対抗的又一例証、是一起故意製造的事件。”
不過、韓国足協官員否認了朝鮮的指控、認為這些説法“毫無根拠可言”。

さて、


自分が北朝鮮のミサイルとやらを脅威と見なさないのは、その「冷戦」時代を覚えているからでもある。もう、20年も前になるから30前の若い連中が知らなくても不思議じゃないが、年配者までが「北朝鮮のミサイル」にビビるのがサッパリ判らない。

だって、冷戦期には北朝鮮とは比較にならないほどの核ミサイルの照準が確実に日本に向けられていたんだよ?しょぼい、飛ぶんだか飛ばないんだか判らないような代物じゃなく、地下のサイロや深海に潜む戦略原潜に搭載された、打ち出されれば1時間以内に到達し、米軍基地ならびに自衛隊基地とその周辺を壊滅に追い込む威力のある核兵器が存在していた、現在もあるが、わけで、そんな状況で、米ソのパワーゲームに翻弄されながらも、しかし普通に日常生活を送ってきたのだよ。

だとしたら、少なくとも35歳以上の人間はビビッたりしたら間抜けだと思うね。
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20090406/1239029479

冷戦は遠くなりにけり、に関しては、松尾匡「ガチウヨ世代のソ連イメージ」*3を。