U2の新作を聴く

No Line on the Horizon (Jewl)

No Line on the Horizon (Jewl)

U2 No Line On the Horizonを聴いた。U2のディスクを聴くのはかなり久しぶりなのだが、全編エッジの透明なギターが響き渡っていて、それだけで満足。相変わらずボノの歌い方は好きになれないけれど。うざいんだよ。プロデューサーはブライアン・イーノとダニエル・ラノワで、今回のはU2のアルバムでも最もイーノ的という方もいる。イーノとラノワは半分以上の楽曲で作曲にも関わっており、中にはデヴィッド・バーンブライアン・イーノEverything That Happens Will Happen Todayに近い雰囲気の曲もある。また、ジャケットには日本人フォトグラファーの杉本博司の写真が使われていて、ECMのアルバムみたいとも思ったのだが、それと関わりがあるのか、イーノのアンビエントな側面も露呈してはいる。上でも言ったように、ボノの歌は嫌いなのだが、誰が歌えばいいのか。イーノ自身が歌うというのは勿論いいのだが。ブライアン・フェリーはちょっと雰囲気が違うし、やはりデヴィッド・バーンはどう?

Alexis Petridis氏のレヴュー;
http://www.guardian.co.uk/music/2009/feb/27/u2-no-line-on-horizon
また、http://blog.goo.ne.jp/juri-cari/e/d9d1e898b6ea380f0198f0da5484df5eも参照のこと。