孔明の兄貴とか


諸葛孔明63代子孫は美女モデル、彼氏のことで母立腹
2009/02/26(木) 17:02

  モデルとして活躍している諸葛梓岐さん(写真)の母親がこのほど、梓岐さんと男友だちに絡むスキャンダラスな報道があったことで立腹し、梓岐さんの芸能界引退を求めた。梓岐さんは三国志のヒーロー、諸葛亮孔明)の63代目の子孫。


  梓岐さんの男友達の薛嘉麟さんは資産家一家の次男。諸葛梓岐さんは、薛嘉麟さんの兄の彼女とけんかをしたなどとして、スキャンダラスに報じられた。諸葛梓岐さん自身が取材に対して、母親は怒って芸能界から引退するよう求めたと語った。梓岐さんは、まだ仕事を続けたいとしている。

  諸葛梓岐さんは1983年、北京で生まれた。6歳の時、両親に連れられカナダに移住。母方に日本人の血が入っているため、デビュー当初は日本人と報じられたこともある。英語通称はMarie(マリー)。

  幼少時のことは、あまり覚えていないが、家には祠(ほこら)があり、諸葛亮の絵が祭られていた。族譜(家系図)は絹に書かれていたという。モデルなど芸能界の仕事をを始めたのは2007年ごろ。(編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0226&f=national_0226_011.shtml

ところで、諸葛孔明は「三国志のヒーロー」なのか。「ヒーロー」(英雄)というのは張飛とか関羽のような人をいうのではないか。曹操は(違った意味で)「ヒーロー」であるといえようが。
諸葛亮には7歳年上の兄貴で、呉の孫権に使えた諸葛瑾がいるが、映画の『赤壁*1諸葛瑾は登場していたっけ。全然印象がないぞ。
久しぶりに、山口久和『「三国志」の迷宮』を捲ってみたが、あの「三顧の礼」の史実性の否定(pp.114-121)を含む第3章「誠実のマキャベリズム」は諸葛孔明論として最も面白い部類に属する。
「三国志」の迷宮―儒教への反抗有徳の仮面 (文春新書 (046))

「三国志」の迷宮―儒教への反抗有徳の仮面 (文春新書 (046))

浙江省蘭渓市の「諸葛村」についてはhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060401/1143873279