温家宝の家系

陳杰「温家宝早期家史」『南方週末』2009年1月8日


温家宝の祖父、温瀛士は天津の人。「字閬仙、世居天津城郊宜興埠、生於1895年2月、卒於1960年2月」。1919年2月、「民立第五小学」の校長となる。1930年9月、血縁関係にはない親戚で教育者であった温世霖の影響を受け、「私立普育女子小学」を設立。「私立普育女子小学」は1933年に「私立普育小学」に改称され、共学となる。さらに、「士範小学」に改称され、中華人民共和国建国後は「宜興埠第十八小学」となる。温瀛士は小学校校長から「中学」教師に転じ、死に至る。
温瀛士の長男、温剛(温家宝の父親)は1916年生まれ。1942年3月に「国立北京師範大学」を卒業し、小学校、中学校の教師を務める。
温瀛士の次男、温強は1960年8月に中国人民大学を卒業し、廣西壮族自治区に勤務。2008年8月に退職し、現在は廣西大学と廣西民族大学の「兼任教授」。