中公ではなく

http://d.hatena.ne.jp/Talpidae/20081115/p2


福田恒存『人間・この劇的なるもの』が新潮文庫から今年の1月に出ていたことを知る(正確には復刊か)。私はたしか中公文庫で読んだ筈だが。

人間・この劇的なるもの (中公文庫)

人間・この劇的なるもの (中公文庫)

さて、「世界から疎外された者のルサンチマン」に関しては、「意志」としての自由に対して、「パフォーマンス」としての自由、「行為に内在した」自由を対置した「自由とは何か」におけるアレントの論を参照すべきか。
Between Past and Future (Penguin Classics)

Between Past and Future (Penguin Classics)

過去と未来の間――政治思想への8試論

過去と未来の間――政治思想への8試論

See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080913/1221319990
ところで、「全体」を信じられない状況においての〈世界との和解〉に関しては、唐突ながらマルグリット・デュラスという名前を喚起しておく*1
また、少しずれるかも知れないが、「神々を赦すこと」について、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071015/1192429762で言及した。