公衆電話


政府の教育再生懇談会が、小学生に携帯電話を持つことがないようにする、と答申するらしい。

憲法の通信の自由を理解しない、レベルの低い答申である。
しかも、どうしても子どもに携帯電話を持たせたい親の声に配慮、ということで、通話機能に限定した子ども向け機種を無償貸与するという。
http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2008/11/1113-21fa.html

今更ガキからケータイを取り上げるというのは馬鹿げているとは思う。しかし、「教育再生懇談会」はその代償として、NTTに対して公衆電話の増設を要請するともいう。ともかく、公衆電話が増えるというのはいいことだ。
上海に移るときにDOCOMOは解約してしまったので、日本滞在中はケータイのない生活。1990年代まではそれが当たり前だったというのに、ケータイがないことがこんなに不便なことだとは思わなかった。外出中にどこかに電話を入れようとすると、どうしても公衆電話ということになるが、公衆電話を探すのもすごく面倒臭くなっている。