10月1日


日本酒業界初 銀座の街で “日本酒復権デモ”開催

( 2008年09月27日 15時00分)


 年々消費量が低迷している日本酒業界の活性化のため、「10月1日は日本酒の日であることを知ってもらう実行委員会」は27日(土)、東京都内でデモ行進を行った。銀座1丁目から数寄屋橋、有楽町、日比谷公園までの道約2キロを、蔵元や酒販店、一般の日本酒ファンなど100人が行進。買い物客らに「日本酒の日」の知名度向上と日本酒復権、飲酒運転撲滅を訴えた。

 日本酒業界は300ミリリットル瓶の発売や、貴醸酒、低濃度酒、発泡日本酒の開発、国外へのプロモーションなど、さまざまな努力を行っているものの年々低落傾向にある。75年に3200カ所あった蔵元も06年は1880カ所に減少。日本酒造組合中央会によると07年の消費量は、アルコール全体の中で7.5%となっており、焼酎の消費量を下回っているという。

 そのような業界の現状を打破すべく、愛知県名古屋市の日本酒醸造メーカーが同デモを企画。警備の都合上参加人数は100人に限定されたが、多くの人が協力を申し出たといい、実行委員会は「来年はもう少し人数を増やして行いたいと思う」と反応の大きさに手ごたえを感じていた。
http://gourmet.oricon.co.jp/58501/full/

ところで、何故「10月1日」が「日本酒の日」なのか。そんなことは自明なことなのだろうか。もしかして、杜氏というのと関係あり? 日本酒に対しては大変失礼ながら、「10月1日」だと、トイチということで、寧ろ〈闇金の日〉じゃないかとも思ってしまう。
日本酒の衰退というのは勿論、稲作農業の衰退や杜氏の総体的な高齢化ということと関係があるのだろう。
「日本酒の日」の由来も知らない私だけど、日本酒は好きで、さらに以前にも書いたように、日本酒を呑むというのは神道へのコミットメントだとも思っている*1。ところで、「愛知県名古屋市の日本酒醸造メーカー」――名古屋の酒は呑んだことがない。地元の方のレヴューを求む。