随分と出世をしたものだ

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080825/1219677203に関連して;


「弱者への暴行は許せん、制裁を!」とか
「いやいや社会が弱者を虐げるから〜」っていう反応をけっこう見たんだけど、
これ「弱者への暴行」なのかな。
いや反撃されにくいって意味では確かに弱者狙いなんだけども。

「弱者」というより「役に立たないもの」なんだと思う。
「弱者だから叩く」んじゃなくて、
「役に立たないもの」だから攻撃してもいいじゃんってことじゃないのかね。
狙ったのは「弱者だから」だとしても、
罪悪感がないのは「役立たずだから」だよな。

役立たずの基準は単純。
歌が上手とか掃除が得意とかゴミを拾うとか成績がいいとか
歩きタバコをしないとか物をていねいにあつかうとか、
そういうことはどうでもよくて「生産しないもの」が役立たず。
生産すべきものはカネ。そして未来の「生産するもの」(=子ども)。
http://melancholidea.seesaa.net/article/105523912.html

「生産」というのも随分と出世したものだと思う。これもまた(別の意味における)〈マルクス主義的バイアス〉*1ということになるだろう。
See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070713/1184353368